2013年01月06日
川名のひよんどりが行われました
1月4日 奥浜名湖の引佐町川名
福満寺薬師堂(八日堂)にて
「川名のひよんどり」が行われました
「寺野のひよんどり」と同じく
国指定重要無形民俗文化財に指定されている
歴史あるお祭りです。
お祭りは朝の準備から始まり
昼間のシシウチ、的打ちを経て
夜は薬師堂へと場所を移します
夜6時になると 若連がお堂に集まり
裸の若連と ねり を行います
これから禊に行く若連を温めるためです
しばらくねりを行った後
近くの川名川で禊を行います
真冬の夜の川です…
その後お堂へ戻りタイトボシと呼ばれる人が
松明の火をお堂に入れようとするのを
必死で妨げます
若連にとって、火の威力を知って、大人になる
通過儀礼ではないかとされています
やがて松明は若連を押しのけ
お堂の中に入り
本尊の薬師如来に捧げられます
(ここで火は消火します)
その後はお堂の中で
禰宜の舞や順の舞が舞われ
夜更けまで続きます
何百年も受け継がれている面
これをつけて舞い
五穀豊穣を祈念します
こうして貴重な伝統芸能は
また来年も、そしてその先へと
受け継がれていくのです。
▼福満寺
奥浜名湖観光協会
TEL:053-522-4720
Posted by 浜名子 at 14:36
│伝統芸能