2021年05月19日
姫街道を歩いてみました 安間起点~小池一里塚編
最近、姫街道を歩きたいというお問合せをよくいただきます。
奥浜名湖観光協会スタッフである私も、気賀や三ヶ日は歩いたことあるものの、
東の方は歩いた事ないなと思い立ち、
安間起点から気賀宿まで歩いてみました!
写真も多いので、今回は安間起点から小池一里塚までの様子を書きたいと思います。

まずはスタート地点へ。我が家はゴール地点での気賀なので、
遠鉄バスさんに乗ってまずは浜松駅へ。
そこからバスロータリー9番乗り場へ向かいます。

スタート地点最寄りの「安間」バス停まで乗ります。
令和3年現在、320円でした。

到着したのは朝8時。(ちなみに家を出たのは朝6時)
なんかすでに一仕事終えた気分です。。。
浜松市は広いですね。

バス停から旧東海道に向かって歩いてすぐ

思わず見落としそうな場所に
本坂通(姫街道)の起点があります。
本坂通の起点には諸説ありますが、池田道は消失箇所が多いこと、浜松宿からの道は再開発で当時の面影が少ない事から
今回は旧東海道との分岐コースを選びました。
起点付近は道幅が狭く、往時の雰囲気が残りますが、あっという間に道路は拡がり

国道1号線にぶつかります。
歩道橋を登り横断するのですが、
ここの傾斜を使ってストレッチをしました。
先は長いのでしっかり準備運動をしないと!

しばらく歩き、手元の資料によると
このあたりに道標があるはずなのですが・・・
と思いましたが、どうやら民家のお庭にあったようで
現在は見ることが出来ませんでした。
気を取り直し、旧姫街道をテクテク歩きます。
途中幹線道路を横切り、
しばらく歩くと、、、

ありました、道標発見です。
こちらは里程石というもので、奥浜名湖にある「奥山半僧坊」までの距離が刻まれた石です。
ちょうどこの石には5里26町と刻まれています。
これからしばらくこの里程石が出てきますが、キロに換算すると心が折れるので
1里2里で助かりました♪♪

も少し歩くと、姫街道・池田道の分岐点にやってきます。
この分岐点を東(写真左手)に行くと、池田道となり、
その先は池田橋や池田の渡しを使って磐田へとつながっていました。
が、今は道路整備や工場整備などで道のほとんどは残っていません。

そして、その池田分岐点にあった道標が
近くの八幡宮にあるとの事で、お邪魔してみました。
どこにあるのかさっぱり見つけられず
右往左往しましたが、写真右手の公民館の裏にいくと

ありました。

写真手前の道標がそれなのですが、
体勢的にキツすぎて、
書いてある文字はよくわかりませんでした。
裏の道路から見る方が見やすいと思います。

気を取り直して姫街道を進むと
北進していた道がゆるやかに西へ曲がり
安間川を渡ります。

すると、昔の宿場「市野宿」に到着です。
いいですね、この曲がって宿場に入る感じが。
「枡形」とよばれ、宿場の防御の為に出入り口はこうした形になっている事が多いそうです。

宿場に入ってすぐ、半僧坊の道標がありました。
こちらはどうやら再建(?)されたもので、割と新しいものです。
他に、半僧坊へ5里14町の里程石があるはずなのですが
どうにも見つかりませんでした。

後から資料を見直すと、どうやらこの写真右の「姫街道」という標識の下にあったようです。
が、写真をアップで確認しても里程石らしきものは見えず、
何か四角いわれた石が横たわっているような・・・

ところでこちらの市野宿。
交通量が多く、結構な数の車が往来しますので
歩く際には十分お気を付けください。

そして宿場の西端は
南へ折れる枡形になっています。
道路が枡形で残っているのも、車社会の浜松としては
貴重なのではないでしょうか??

気賀へ向かって歩いていくと
ちょうど某大型ショッピングセンターの北側へとやってきます。
この付近は「八丁とうも」と呼ばれていました。
「とうも」とは水をはった水田の事で、この近辺は見渡す限りの水田だったことからこう呼ばれていました。
今でも水田が多くありますが、開発等でその姿を変えつつあります。

そのまま歩いて大型ホームセンターや、餃子チェーンの本店付近を通り抜けると
道が今度は北進へと変わります。

そのまましばらく歩くと「長福寺」というお寺さんに
六地蔵さんがいらっしゃり、

ちょうどその向かいに「小池一里塚」があります。
昔は街道1里ごとに塚があり、この場所は
日本橋から65里、260キロの位置にあたる一里塚があった場所です。
塚は現存しませんが、往時を偲び石碑と案内板があります。
スタートの安間からちょうど1里。
というわけで今回はここまで。
次回はこの続きから書こうと思います。
(小池一里塚から気賀までの予定)
今回ご紹介のコースはこちら↓

続きはこちら↓
◎本坂通(姫街道)安間起点
最寄りバス停:安間
※JR浜松駅バスロータリー9番乗り場 磐田方面
※今回歩いたコースや紹介した里程石の周りに駐車場や停車スペースはありません。
くれぐれも歩いて散策される際の参考にしてください。
奥浜名湖観光協会スタッフである私も、気賀や三ヶ日は歩いたことあるものの、
東の方は歩いた事ないなと思い立ち、
安間起点から気賀宿まで歩いてみました!
写真も多いので、今回は安間起点から小池一里塚までの様子を書きたいと思います。

まずはスタート地点へ。我が家はゴール地点での気賀なので、
遠鉄バスさんに乗ってまずは浜松駅へ。
そこからバスロータリー9番乗り場へ向かいます。

スタート地点最寄りの「安間」バス停まで乗ります。
令和3年現在、320円でした。

到着したのは朝8時。(ちなみに家を出たのは朝6時)
なんかすでに一仕事終えた気分です。。。
浜松市は広いですね。

バス停から旧東海道に向かって歩いてすぐ

思わず見落としそうな場所に
本坂通(姫街道)の起点があります。
本坂通の起点には諸説ありますが、池田道は消失箇所が多いこと、浜松宿からの道は再開発で当時の面影が少ない事から
今回は旧東海道との分岐コースを選びました。
起点付近は道幅が狭く、往時の雰囲気が残りますが、あっという間に道路は拡がり

国道1号線にぶつかります。
歩道橋を登り横断するのですが、
ここの傾斜を使ってストレッチをしました。
先は長いのでしっかり準備運動をしないと!

しばらく歩き、手元の資料によると
このあたりに道標があるはずなのですが・・・
と思いましたが、どうやら民家のお庭にあったようで
現在は見ることが出来ませんでした。
気を取り直し、旧姫街道をテクテク歩きます。
途中幹線道路を横切り、
しばらく歩くと、、、

ありました、道標発見です。
こちらは里程石というもので、奥浜名湖にある「奥山半僧坊」までの距離が刻まれた石です。
ちょうどこの石には5里26町と刻まれています。
これからしばらくこの里程石が出てきますが、キロに換算すると心が折れるので
1里2里で助かりました♪♪

も少し歩くと、姫街道・池田道の分岐点にやってきます。
この分岐点を東(写真左手)に行くと、池田道となり、
その先は池田橋や池田の渡しを使って磐田へとつながっていました。
が、今は道路整備や工場整備などで道のほとんどは残っていません。

そして、その池田分岐点にあった道標が
近くの八幡宮にあるとの事で、お邪魔してみました。
どこにあるのかさっぱり見つけられず
右往左往しましたが、写真右手の公民館の裏にいくと

ありました。

写真手前の道標がそれなのですが、
体勢的にキツすぎて、
書いてある文字はよくわかりませんでした。
裏の道路から見る方が見やすいと思います。

気を取り直して姫街道を進むと
北進していた道がゆるやかに西へ曲がり
安間川を渡ります。

すると、昔の宿場「市野宿」に到着です。
いいですね、この曲がって宿場に入る感じが。
「枡形」とよばれ、宿場の防御の為に出入り口はこうした形になっている事が多いそうです。

宿場に入ってすぐ、半僧坊の道標がありました。
こちらはどうやら再建(?)されたもので、割と新しいものです。
他に、半僧坊へ5里14町の里程石があるはずなのですが
どうにも見つかりませんでした。

後から資料を見直すと、どうやらこの写真右の「姫街道」という標識の下にあったようです。
が、写真をアップで確認しても里程石らしきものは見えず、
何か四角いわれた石が横たわっているような・・・

ところでこちらの市野宿。
交通量が多く、結構な数の車が往来しますので
歩く際には十分お気を付けください。

そして宿場の西端は
南へ折れる枡形になっています。
道路が枡形で残っているのも、車社会の浜松としては
貴重なのではないでしょうか??

気賀へ向かって歩いていくと
ちょうど某大型ショッピングセンターの北側へとやってきます。
この付近は「八丁とうも」と呼ばれていました。
「とうも」とは水をはった水田の事で、この近辺は見渡す限りの水田だったことからこう呼ばれていました。
今でも水田が多くありますが、開発等でその姿を変えつつあります。

そのまま歩いて大型ホームセンターや、餃子チェーンの本店付近を通り抜けると
道が今度は北進へと変わります。

そのまましばらく歩くと「長福寺」というお寺さんに
六地蔵さんがいらっしゃり、

ちょうどその向かいに「小池一里塚」があります。
昔は街道1里ごとに塚があり、この場所は
日本橋から65里、260キロの位置にあたる一里塚があった場所です。
塚は現存しませんが、往時を偲び石碑と案内板があります。
スタートの安間からちょうど1里。
というわけで今回はここまで。
次回はこの続きから書こうと思います。
(小池一里塚から気賀までの予定)
今回ご紹介のコースはこちら↓

続きはこちら↓
2021/05/20
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◎本坂通(姫街道)安間起点
最寄りバス停:安間
※JR浜松駅バスロータリー9番乗り場 磐田方面
※今回歩いたコースや紹介した里程石の周りに駐車場や停車スペースはありません。
くれぐれも歩いて散策される際の参考にしてください。
Posted by 浜名子 at 11:28
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