2021年04月20日
浜松市美術館「みほとけのキセキ~遠州・三河の寺宝展」25日迄!
現在、浜松市美術館で「みほとけのキセキ~遠州・三河の寺宝展~」が開催されています。
奥浜名湖エリアやご近所の地域から、貴重な寺宝が公開されているということで、遅ればせながら、行ってまいりました!
●見どころ(浜松市美術館サイトより)
かつて遠江国に属した浜松市、袋井市、湖西市と、三河国に属した豊橋市は、浜名湖を中心とした文化的なつながりを形成してきました。都から伝播した仏教文化もこの地域に根付き、現在も平安時代から鎌倉時代、南北朝時代に制作された優れた仏像が残ります。本展では、重要文化財を含む遠州・三河地方の仏像を中心に、貴重な文化財を一堂に展示します。静岡・愛知の県境を跨ぐ地域に焦点を当てた初の仏像展です。
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/artmuse/tenrankai/documents/documents/documents/documents/mihotokenokiseki.html
撮影OKというのがうれしいですね。
こちらは引佐町・方広寺さん所蔵の重要文化財・釈迦如来坐像(南北朝時代)です。
こんな間近で拝見する機会はないので、貴重で貴重な(くどいですが)体験でした。
とにかく繊細で気高くて美しい仏様です。
見ることは出来ませんが、背中に「水戸黄門」で有名な徳川光圀公が修理したことが書かれているそうですよ。
こちらは細江町・長楽寺さん所蔵の浜松市指定文化財・馬頭観音坐像(鎌倉時代)です。
明るい場所で三方から拝見できる貴重な機会。お顔や全身の迫力を存分に感じることが出来ました。
全身像の馬頭観音像というのは珍しいみたいですね。
こちらは三ヶ日町・摩訶耶寺さん所蔵の重要文化財・千手観音立像(平安時代中期)です。
360度ぐるっと拝見することが出来る機会はもうおそらくないのではないでしょうか。というくらい貴重なお姿です。
普段は光背が眩いお姿であるので、外した後ろ姿は本当に貴重なんですよ。
今回の展示では、重要文化財が10体も勢ぞろいしています。まさに一挙巡礼ですね。
縁側で仲良くお茶している感じに見えてしまって、ついついパチリと
いにしえから令和まで伝わってきたこのキセキの機会は25日まで!
ご覧になっていない方は浜松城公園へお散歩がてら、ぜひお出かけください。
▼浜松市美術館
Posted by 浜名子 at 17:15
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