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2021年04月27日

昭和の面影がまた一つ消えてゆきます・・・

「奥山軽便鉄道」や「遠州鉄道奥山線」といえば

聞いたことある方、乗ったことある方、多いかもしれません。

昭和39年に廃止されるまで浜松から奥山半僧坊までを結ぶ小さな鉄道として

親しまれ、利用されてきた鉄道でした。


実はその遺構が沿線の色んな所に残っているのですが、

その中でも大きなものがコチラ








昭和の面影がまた一つ消えてゆきます・・・

天浜線金指駅と岡地駅の間に残る

跨線橋跡です。


当時の国鉄二俣線が開業するにあたり、

奥山線はそれを跨ぐかたちで高架化され、

いまでも高架部分だけが残っています。


しかし・・・・



昭和の面影がまた一つ消えてゆきます・・・

国道256号と国道362号の混雑解消や安全確保の面から

道路がバイパス化されることになり、

その影響で、こちらの高架橋跡も撤去されることになりました。









昭和の面影がまた一つ消えてゆきます・・・

近々撤去工事が開始されるとの事で

間近に見る最後のチャンスとして見学してきました。











昭和の面影がまた一つ消えてゆきます・・・

当時の写真にも残っている

鉄道の上を鉄道が走る珍しい跨線橋の跡。







昭和の面影がまた一つ消えてゆきます・・・

また1つ、思い出の中のものになってしまいますね、、、







見学の注意!!!

・高架橋付近の線路へは立ち入らないようにしましょう。(不法侵入になります)

・付近に自動車の駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。
 天浜線「金指駅」から徒歩、または遠鉄バス奥山伊平線「浜松湖北高校」バス停からすぐです。
 またはレンタサイクルなどをご利用ください。




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