2017年05月23日
井伊直親ゆかりの地を巡るモニターツアー開催しました!
新緑の気持ちいい5月20日、浜松駅発着のモニターツアーを開催しました。
今回のモニターツアーは井伊直親ゆかりの地を現地に詳しいおもてなしガイドさんとめぐるスペシャルツアー!22名の皆様にご参加いただきました。
今回のモニターツアーは井伊直親ゆかりの地を現地に詳しいおもてなしガイドさんとめぐるスペシャルツアー!22名の皆様にご参加いただきました。
おんな城主「井伊直虎」の舞台になっている井伊谷や気賀以外にもゆかりの地はいろいろあるのですが、
その中でも今回は浜名湖の奥座敷、渋川にスポットを当てて巡る旅となりました。
浜松駅を出発してバスで約1時間、緑豊かな渋川に到着!
そこで待っていたのは浜松市観光おもてなしガイドの伊藤八右さん。

渋川歴史と文化の会の会長であり、井伊直親が伝えたとされる青葉の笛の里、寺野で能面師をされ、国指定重要無形民俗文化財の寺野ひよんどりではご自身が制作した面も使用されています。
そんな現地に詳しいガイドさんと巡る渋川ツアー。
スタートは日露戦争の勝利を祝って建てられた国の文化財でもある凱旋紀念門。

こちらの門はレンガ造りの「フランス積み」と呼ばれる建築様式で、この様式の凱旋門は日本に2つしかないと言われています。ここから出征した方のお名前も刻まれています。
そこから歩いていくと青々とした葉っぱの大いちょうの木が出迎えてくれます。

樹齢600年以上とも言われている大イチョウは渋川のシンボルで、
秋には黄色く色付いた葉っぱが美しく、一面が黄色のじゅうたんになります。
少し細道に入り、民家の脇を抜けて、井伊共保公のお墓へ。

今でも地元の方で大切におまつりしているそうです。
また昔この場所はお城があったと言われており、殿界戸と呼ばれていた場所だそうです。
そこから歩いて井伊家代々のお墓へ。

もちろん直親さんのお墓もここにはあります。
みなさんでお墓をお参りしたあとは、開催中の渋川つつじ祭りの物産展会場で
渋川の新茶を楽しんだり、山々が写る田んぼで記念写真を撮ったりされていました。

のどかな田園風景を眺めながら、井伊直親が長野の松源寺に逃げる途中に寄ったという東光院へ。

普段は拝観できないお寺ですが、特別に見せていただきました。
その日は普段開けていない薬師堂の御開帳もありました。

境内で副住職の中嶋さんからお話を伺ったり、ガイドの八右さんのお父様であり、日展作家の伊藤信次さんの描いた井伊直親が青葉の笛を吹いている屏風を見せていただいたりしました。

渋川の歴史と自然を歩いて堪能したあとは、渋川の味覚を味わいに、
地元の古民家でカフェを営む「笑庵」さんへ。

お庭には渋川つつじも咲いていて、お客様もお花を楽しんでいらっしゃいました。

現在笑庵さんは不定期営業ですが、この日は特別に「渋川御膳」を作っていただきました。
それがこれです~!

山の恵みたっぷりのふき、わらび、筍といった山菜の天ぷらにおかず、渋川産のしいたけ、
また渋川に多く自生している朴の木の葉っぱをくるんで蒸した「朴葉ちまき」は絶品。
手作りの逸品に参加者の皆さんも声をそろえて「美味しい!」とおっしゃっていました。
デザートは渋川茶を使ったほうじ茶スポンジのケーキ生地に抹茶のレアチーズ、
甘酒のゼリーと渋川の紅茶!

渋川の味覚尽くしで他では味わえない贅沢な時間でした。
ガイドの八右さんがここで笛の生演奏を披露。

手拍子付きで皆さん楽しんでくださいました。
そんな渋川のあたたかいおもてなしを楽しんだ後は、一路気賀へ。

大河ドラマの舞台も気賀が中心になりつつあり、そんな気賀のまちをゆっくり船で楽しんでいただきました。今年できたばかりの直虎桟橋から船にゆられて都田川を出発。

進んでいくと途中で川幅が広がり、浜名湖へ。

少し風があり船も揺れて少しスリリングな湖上遊覧となりましたが、それもいい思い出。
地上から見る気賀とはまた違う目線で新たな魅力を発見されたようでした。
船を下りて歩いて気賀の関所を通り、田空直虎ショップでお買い物をしてお土産を買い、バスで浜松駅へ。帰りのバスではお土産ジャンケンも!

(着物姿で張り切る某観光協会職員・・・)
ジャンケンの勝者の方には蜂前神社さんの特製ご朱印帳を!
その他のみなさんにも直虎の花押入りお守りと、伊藤信次作さんの直親のポストカードなどをお持ち帰りいただきました。
「奥浜名湖さんのツアーは個人ではなかなか行けない所ばかりで楽しいよ」
そんなお客様からのお声も頂き、スタッフ一同、ますます新たな奥浜名湖の魅力を発信して行こうと思ったのでした!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
Posted by 浜名子 at 17:04
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