2019年01月26日
奥浜名湖の正月の伝統行事 寺野ひよんどりに行ってきました
奥浜名湖観光協会の加治です♪♪
アップが遅れて申し訳ありませんでした(;^ω^)
今月3日に行われた「寺野ひよんどり」に行ってきましたので、
その様子をアップしたいと思います♪♪
寺野ひよんどりは毎年正月1月3日に行われ、
数百年という歴史を持つとされています。
中世の庶民の宗教観を今に伝える貴重な伝統芸能として、
国の重要無形民俗文化財に指定されています。
一度は途絶えた寺野ひよんどりですが、
地元の誇りと復活をしました。
寺野ひよんどりは五穀豊穣・無病息災を祈願する祭礼とされています。
14時~
寺野ひよんどりが始まります。

舞の舞台は「直笛山宝蔵寺」
ここ寺野は井伊直親が自身の笛を寄進したとされる地で、
直笛から直親や笛を連想することができます。

寒さ防止用の焚火。
火の近くから離れられないほどこの日は冷え込みました。
寺野は山間部で日が落ちるのが早く、平地よりもグッと冷え込みます。
温かい格好、かつ煙の臭いがついたり、穴が開いても大丈夫な服装がおすすめです。
足が冷えるので、靴下用ホッカイロも必需品ですよ!

寺野ひよんどりでは、席を用意しています。

少年たちによる「三ッ舞」が始まりました。

参加予定の1人がインフルエンザになったため、急遽ピンチヒッターとして参加したそうです。
みんなで支えあいながら伝統を守っています。

片剣の舞が披露されます。
片剣の舞で使用される剣は「真剣」で結構な重さがあるそうです。
ひとつの舞が長いので、ゆっくりした動作ですがへとへとになるそうです(;´Д`)

「片剣の舞」「両剣の舞」の直後に出てくるのが「もどき」の舞
飛び跳ねながら激しく舞います。

獅子の舞が披露されます。
来年2020年は閏年で、4年に1回の「獅子の火食い」が披露されるそうです。

18時ごろ クライマックスの「鬼の舞」
鬼が「招き」と火を打ち消す様は迫力満点です!
寺野の宝蔵寺は柱があるため、正面か真横を陣取らないとうまく撮影ができません。。。
(;´Д`)ムズカシイ・・・
日も落ちて周囲が暗くなり、撮影が難しくなります。
撮影する必要がない場合は、ぜひご自身の目に焼き付けることをおすすめします!
中世のまつりを今に伝える「ひよんどり」
来年は「獅子の火喰い」の奉納もある特別な年‼
ぜひ一度奥浜名湖の伝統芸能にふれてみてください
「寺野ひよんどり」
毎年1月3日開催
14時~18時ごろまで
会場:直笛山宝蔵寺(浜松市北区引佐町渋川)
※三遠南信自動車道 渋川寺野IC降りてすぐ
駐車場の数は限られていますので、極力お乗り合わせでお越しください。